八王子発「その人らしくはたらく×健康」モデル 〜北原グループと多摩信用金庫がシニアの活躍と地域企業をつなぐ、地域循環の仕組みを共創〜

by yoshikazu_kameda / 2025年 10月 22日 水曜日 / Published in プレスリリース

報道関係各位

2025年10月22日

株式会社Kitahara Medical Strategies International
多摩信用金庫

八王子発「その人らしくはたらく×健康」モデル

北原グループと多摩信用金庫がシニアの活躍と地域企業をつなぐ、地域循環の仕組みを共創


東京都八王子市で医療・介護・生活支援を横断する会員制サービス「北原トータルライフサポート倶楽部」*1の実装を進めるKMSIと、多摩地域の地域金融機関である多摩信用金庫は、シニアの社会参加支援と地域企業をつなぐ地域内循環型モデル「北原ワークメイト」を共創します。両者は、2025年10月から「北原ワークメイト」と地域企業をつなぐトライアル事業を開始し、2026年以降の事業化を目指します本取り組みでは、シニアの社会参加機会と健康伴走、地域企業の業務課題解決を一体で支援し、地域に循環する仕組みづくりを推進します。

 

背景

日本は人生100年時代を迎え、65歳以上人口は3,619万人、総人口に占める割合は29.4%と過去最高を更新しています(2025年9月15日現在推計)。高齢化率は主要国の中でも最も高く、地域の暮らし・企業活動の両面で“高齢期の活躍の場”づくりが喫緊の課題です。 加えて、WHOは「健康な高齢期」を高齢者が価値ある活動を続けられる“機能”を社会で支えることだと位置づけ、年齢に関わらず“やりたいことを続けられる環境づくり”の重要性を強調しています。さらに、「貢献寿命」―年齢に関わらず社会とつながり役割を持ち、感謝される時間―を伸ばすことが個人と社会のウェルビーイングに資するとの提唱も広がっています。

超高齢社会の今、高齢者就業930万人・65~69歳の就業率53.6%など、“働ける高齢期”が延伸する一方、企業の51.4%が正社員不足と回答するなど地域の人手不足は深刻です。

本連携は就労と健康伴走を統合し貢献寿命を伸ばす、従来のシニア就労支援の仕組みとは異なる継続・伴走型モデルです。

北原グループ(KMSI)と多摩信用金庫は、社会参加×生きがい×健康伴走×コミュニティ支援を一体設計し、「貢献寿命」を伸ばす地域内循環モデルを2025年10月にトライアルを開始し、2026年以降の事業化を目指して共創します。

 

連携の概要

  • 「北原ワークメイト」:シニアの“しごと”共創プログラム
    シニアが「一緒にしごとをする/地域でのしごとにチャレンジする」仕組みを整え、地域企業の一部業務を切り出して委託を受けワークメイト登録シニアと共創する北原トータルライフサポート俱楽部独自のプログラム。社会参加と地域貢献、そして参加者の健康づくりの両立を医療チームが支援します。
  • 「北原トータルライフサポート倶楽部」による健康増進・社会参加支援
    登録したシニアを対象に、健康増進・社会参加に向けた伴走支援を医療チームが提供し、プラットフォーム運営を担います。
  • 多摩信用金庫の地域企業ネットワークとの接続
    多摩信用金庫の地域基盤を活用し、地域企業への周知・導線づくりを行うと共に、北原トータルライフサポート俱楽部とのマッチングをサポートします。

 

<ワークメイト・トライアル活動の様子(左はバーゼル洋菓子店からのお仕事場面)>

役割分担(初期像)

  • 多摩信用金庫:取引先企業への周知/募集およびマッチング支援、既存提供サービスを活用した導線整備、イベント共催 ほか。
  • KMSI:北原トータルライフサポート俱楽部を軸とした健康増進・社会参加に向けた伴走支援、ニーズに応じた医療・生活支援の提供、全体プログラム設計・運用、ほか。

スケジュール

  • トライアル開始:2025年10月
  • 本格稼働:2026年以降、対象エリア・参画企業を段階拡大

 

各社からのコメント

株式会社KMSI 代表取締役 石橋 千賀
「医療・介護・生活支援を“つなぐ”現場力を活かし、働くことと健康を同時に支える地域モデルを多摩信用金庫さまと共創します。八王子から“よりよく生き、よりよく死ねる社会”の実装を加速します。」

多摩信用金庫 大和田・高倉支店 支店長 品川 純一
「多摩信用金庫のネットワークを生かし、トータルライフサポート倶楽部の皆さまの活躍の場づくりと地域事業所の人手不足の解決に貢献できるよう取り組んでまいります。」


関連イベントのご案内|北原グループ 30周年記念イベント「八王子ミライフェス 2025

 北原グループ(医療法人社団KNI/株式会社KMSI)は、設立30周年の節目にウェルビーイングの未来を体感できる参加型フェス「八王子ミライフェス 2025 ― 知恵と癒しで創る新たな社会 ―」を開催します。本イベントでは、北原ワークメイトの紹介と関連ワークショップを実施します。

2025年10月25日(土)・26日(日)、東京多摩みらいメッセにて。入場無料/テーマは「八王子を世界一のウェルビーイングシティへ」

みどころ(予定)

  • 北原ワークメイトの紹介と関連するワークショップも開催。
  • 北原トータルライフサポート倶楽部の新サービス、トータルライフサポートアプリの体験ができる。
  • 食・運動・テクノロジー・ライフスタイル・北原グループの5ゾーンを回遊し、“近未来の暮らし”を体験。
  • 約50社が出展し、展示・ワークショップを展開。
  • メインステージでは、ウェルビーイング研究者・前野まどか氏の参加型講演、北原グループ理事長・北原茂実の講演を予定。
  • ウェルビーイングテック研究者・渡邉淳二氏による体験型ワークショップ。
  • 大道芸・アーチェリー体験・キッチンカー・ハンモックなど、屋外テラスの憩いの場も充実。
  • 「縄文定食」など、バーゼルとのコラボメニューも提供。

 

開催概要
北原グループ 30周年記念イベント「八王子ミライフェス 2025」

開催日時:10月25日(土)11:00–17:00、26日(日)10:00–16:00

会場:東京たま未来メッセ

入場:無料

特設サイト:https://kitahara30.studio.site

想定来場者数:15,000人
主催:北原グループ(医療法人社団KNI、株式会社KMSI)/後援:八王子市。


会社概要

株式会社 Kitahara Medical Strategies International(KMSI)

設立 2006年

代表 石橋 千賀

所在地 東京都八王子市大和田町4-1-18 北原RDビル3F

事業 医療・健康・生活分野の事業開発・運営、海外医療輸出、北原トータルライフサポート倶楽部運営

URL https://kitaharamsi.com/

 

多摩信用金庫
所在地:東京都立川市緑町3番地の4/設立:1933年12月(有限責任立川信用組合として設立)/代表:理事長 金井 雅彦

*北原トータルサポート倶楽部:協力病院との連携により、医療の専門家が生活を総合的に支援する会員制サービス。会員は、自分の医療、健康、生活に関する意思を登録でき、登録された意思に基づいて、24時間体制の医療・健康相談、日常生活の支援から終活の準備、心身機能チェック、予防指導、フィットネスサービスなど、様々なサービスを受けられます。また歳を重ねても、病気になっても「叶えたいこと」「ありたい自分」をあきらめない、医療者が伴奏して想いの実現目指すサービスも受けることができます。


本件に関するお問い合わせ

株式会社 Kitahara Medical Strategies International 広報部 亀田
〒192-0045 東京都八王子市大和田町4-1-18 北原RDビル3F
TEL:042-642-8882 E-mail:yoshikazu_kameda@kitaharamsi.com

多摩信用金庫 本件担当 大和田・高倉支店 支店長 品川 
TEL:042-646-1021 E-mail:ten074@tamashin.net

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