医療法人社団KNI、ラオス国立病院のミタパブ病院と 技術協力について合意書締結

by yoshikazu_kameda / 2018年 10月 11日 木曜日 / Published in メディアリリース

2018年10月9日
医療法人社団KNI

医療法人社団KNI、ラオス国立病院のミタパブ病院と
技術協力について合意書締結

「日本の医療を輸出産業に育てる」を理念に医療の海外展開を進める医療法人社団KNI(以下、KNI)が、10月7日に調印式、10月8日に安倍晋三内閣総理大臣、ラオスのトンルン・シースリット・ラオス人民民主共和国首相立会いのもと、日本首相官邸にて文書交換式を行い、ラオス国立病院ミタパブ病院院長サノン・トンサナ氏と脳神経外科、リハビリテーションの技術協力についての合意を交わしました。ミタパブ病院は首都ビエンチャンに位置する病床数300床のラオス最大の外科系病院です。

KNIは協力会社である株式会社Kitahara Medical Strategies International(以下、KMSI)と連携し、日本政府の健康・医療戦略推進本部が提唱するアジア健康構想に基づき、健康・医療戦略推進本部の下におかれた医療国際展開タスクフォースおよび東アジア・ASEAN 経済研究センター(ERIA)等の協力を得つつ、ミタパブ病院に対し、脳神経外科・リハビリテーション・一般医療についての支援と技術指導、リハ ビリテーションについての運営・教育システムの構築と提供を行い、ミタパブ病院の医療サービスとスキルの向上をはかると共に同病院をアジアの脳神経外科医療・リハビリテーション・自立支援介護サービスに携わる人材の研修、教育拠点とする可能性についても検討しており、既に今年1月からKNIの日本人理学療法士がミタパブ病院内に常駐し、リハビリテーションサービスの提供を開始しています。

本合意には、脳卒中に対する救命救急医療を提供する脳卒中センター設立を検討する内容も含まれており、KNIは、本件について日本政府支援の可能性(PPPやODA)も視野に入れ、日本政府、ラオス政府と協議を行っていきます。

ラオスは人口668万人に対して脳神経外科医が4人しかおらず、特に脳神経外科の領域において医療整備が課題となっています。KNIとKMSIはラオスの国民が適切な脳神経外科医療とリハビリテーションを受けられるよう医療インフラの発展に貢献することを目指します。

 

<本件に関するお問い合わせ先>
医療法人社団KNI広報担当 亀田
電話:042-645-1356 E-mail:yoshikazu_kameda@kitaharahosp.com

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